「キャプトンマフラー」の「キャプトン」とはどういう意味?正しくは「キャブトン」で、アルファベットで「Cabton」と記述するとの事。

Cabton

ラジオを聞いているとまたひとつ、ちょっと気になるカタカナ英語が耳に残りました。

「人気の高いキャプトンマフラーを採用して…」

きゃぷとん、、まふらー。。。

バイクのマフラーの名称で聞いた事のあるこの「キャプトンマフラー」との語句ですが、前半の「キャプトン」とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。

キャブトン
kyabuton

「キャプトンマフラー」の「キャプトン」とは間違いで、正しくは「キャブトン」といって、アルファベットで「Cabton」と記述するとの事。この「Cabton(キャブトン)」とは、英語ではなく、戦前にあった日本のオートバイメーカー、みづほ自動車製作所が過去生産していたバイクの名前になるのだそうです。デザインも良く、排気音も良かったマフラーが特徴で、「Cabton(キャブトン)」は、英語で「Come And Buy TOsaka Nakagawa」の頭文字を取った造語で、大阪・中川まで買いに来い、との意味になるのだとか。
1923年にスタートして、1956年に経営悪化で倒産。現在ではそのマフラーの形式、名称のみで名残を残しているのだそうです。

なるほど!海外から来ているマフラーの名称になるのかと思いきや、なんと戦前にあった日本のバイクの名前だったのですね。
またひとつ勉強になりました。