毎月12日はパンの日。そして本日4月12日は江川太郎左衛門(えがわたろうざえもん)さんが初めてパンを焼いた、パンの記念日なのだそうです。

パンの日

ネットをさまよっていると、ちょっと気になる話題に目が止まりました。

「本日4月12日はパンの日」

「パンの日」。。

初めて聞きました。いったい誰が何のために言い出したのか。。
きっとパン屋さん連合会、とか、全国パン屋さん協会、とか、そういった団体が仕掛けている事柄かとは予想が付きますが。

ちょっと気になりましたので深堀りしてみました。

まずその昔、江戸幕府の代官「江川太郎左衛門(えがわたろうざえもん)」なる人物がいて、軍事的な研究もされておったとの事。このお方が、当時鎖国のさなか、長崎のオランダ人と通じている料理人を呼び寄せて、兵隊さん用の食事としてパンを焼いたのだそうです。その初めて焼いた日が、4月12日、とされているので「パンの記念日」としたのだそうです。パン食普及協議会(ぱんくきゅうしんこうかい)なる業界団体が定めたもので、パン食をより一層普及する為に活動しているとの事。

なるほどね。太郎左衛門さんが初めてパンを作った日、なんですね。

更に調べてみると「江川太郎左衛門」さんとは、名門・江川家の当主が名乗る名前との事。落語や歌舞伎で継承される名前と同じですね。ここで言う太郎左衛門さんは36代目の当主で、本名は江川英龍(えがわひでたつ)さんというのだそうです。坦庵(たんあん)と呼ばれることもあるとの事。あの東京お台場を作ったり、大砲を鋳造する施設を作ったりと、なかなか大きな仕事をなされたお方だった模様です。

江川英龍(えがわひでたつ)

1801年6月23日生れ、1855年3月4日没、享年53歳。
今で考えたらまだまだお若い、働き盛りですね。

成る程なるほど。深堀りしてみてまた面白い情報に巡り合えました。
人生毎日が勉強ですね。

[link] : パンのはなし:パンの日
[link] : 江川英龍 – Wikipedia
[link] : 江川太郎左衛門 – Wikipedia
[画像拝借] : 毎月12日はパンの日|ショップ最新情報|ペリエ稲毛