「モールヤーン」とはどういう意味?英語で「mole yarn」と記述するとの事。

Mole

前回に引き続き本日もアパレル関連のよく分からない文言を調べてみたいと思います。
某アパレルメーカーのサイトをウロウロしていると、ちょっと意味の分からないカタカナ英語を目にしました。

「モールヤーン」

まったく意味が分かりません。早速調べてみました。

chenille_yarn

「モールヤーン」とは英語で「mole yarn」と記述するらしいです。後半の「yarn(ヤーン)」とは、より糸、編み糸、との意味になるらしいのですが、前半の「mole(モール)」を調べてみると、動物のモグラ、スパイ、ほくろ、痣(あざ)、といった意味になるとの事で、どうにも意味が不明。さらに調べてみると、モールヤーン=モール糸、と言われ、英語では「chenille yarn(シェニール・ヤーン)」とも言われ、前半の「chenille(シェニール)」とは、毛虫、との意味になるとの事。ちなみにこの「chenille(シェニール)」はフランス語を語源としているとの事。
さらに「モールヤーン」について調べてみると、どうやらポルトガル語で「mogol(モール)」との語句があり、モール織、と言われる織物があり、別名シェニール織、とも言われるとの事。どうやら今回の「モールヤーン」とは、このポルトガル語を語源とした「モール」と、英語の「ヤーン」を合わせて言われているカタカナ英語のようです。

なるほど、まさか「モグラ糸」かと一瞬よぎりましたが、多分カタカナ英語で言われる和製英語、造語の類だった模様です。
それにしても「モグラ糸」でなくて「毛虫糸」との名前だったとは。。
もこもこしたイメージで確かに共感しますが、ちょっと気持ち悪いですね。

[link] : モールヤーンって何?│素材の知識|商品と素材の基礎知識|株式会社ワールド(WORLD)
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