新品タイヤに必ず付いているヒョロヒョロっとしているヒゲのようなものって何?英語で「spew(スピュー)」と言われるとの事。

spew

先日、車のタイヤをスタッドレスからレギュラータイヤ、夏タイヤに交換しました。
丁度タイヤもすり減って交換時期だったので、新品を履き替えました。やっぱり新品はイイですね。

で、一点ちょっと気になりました。
新品のタイヤって、横の部分からヒョロヒョロと長いヒゲのようなものが付いてますよね。
以前から、これって何なのだろう、とは思ってましたが、何か意味があるものなのでしょうか?

ちょっと気になったので早速調べてみました。

spew tire

結論から言うと、新品タイヤのヒゲの正体は、エア抜きの痕になるのだそうです。
英語で「spew(スピュー)」と言われ、なんでもタイヤを製造する際、加熱処理を行いタイヤを固めるとの事。この時にゴムの中に入っている空気が残ってしまうと、バーストなどの原因になる為に、圧力をかけた際に、空気を逃がす為の穴が開いているのだとか。このエア抜きを行うとその穴に一緒にゴムも潜り込む為に、ヒゲのようになって残るのだそうです。
ちなみに「spew(スピュー)」とは、吐く、吐き出す、噴出する、嘔吐する、といった意味で、スラング的な俗語で、怒りをぶちまける、射精する、といった意味でも使われるのだとか。

なるほど!エアーを逃がす為の穴、ヒゲだったのですね!
スピューッとエアー放出噴出で覚えておきます。