「生ビール」の「生(なま)」ってどういう意味?「缶ビール」でも「瓶ビール」でもほとんど「生ビール」になるとの事。

生ビール

先日、知人との会話中に、ちょっと気になる語句がありました。

「俺はビンビールより生ビールの方が好きだなぁ。」

なま、、びーる。。???

瓶(ビン)ビールに、缶(カン)ビール。生(なま)ビールと、いろんなビールがありますが、そもそもこの「生ビール」の「生(なま)」ってどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。

そもそも「生ビール」は、熱処理をしていないビール、との意味になるのだそうです。お酒の発酵を促す酵母の働きを止める為の処理で、昔は熱処理しか品質を維持する方法がなかったのだとか。現在では技術が進んで、濾過(ろか)の段階で酵母を取り除く事が出来るようになり、熱処理なしで出荷できるようになったとの事。よって、缶ビールでも瓶ビールでも、多くの銘柄でそのすべてが生ビールになるのだそうです。

では逆に、生ビールじゃなくて、昔ながらの製法「熱処理ビール」で作られているビールは、キリンビールの「クラシックラガー」。アサヒビールの「アサヒスタウト」。サッポロビールの「サッポロラガービール」の3種類のみになるのだそうです。

なるほど!居酒屋さんなどのビールサーバーから注がれて、ジョッキに入った「生中(なまちゅう)」などのビールがいわゆる「生ビール」になるのかと思ってましたが、瓶でも缶でも同じ銘柄のものは全部「生ビール」になるのですね!
個人的には重厚な味わいのあるサッポロの赤星、サッポロラガービールを好んで飲んでおりましたが、そのような違いがあったのですね!
またひとつ勉強になりました。