雑誌を読んでいると、ちょっと気になる生き物の名前を目にしました。
「特定外来生物のヌートリアも…」
ヌートリア。。。
まったくイメージできませんが、どのような動物になるのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。
「ヌートリア」とは英語で「Nutria」と記述して、南アメリカ原産の大型のネズミになるとの事。本国アメリカでは「Coypu(コイプー)」と呼ぶのが一般的なのだとか。
そもそも衣料用の毛皮を取るため輸入され、その後、世界各地で野生化したのだそうです。日本にも古くから入ってきており、ハクライドブネズミ、カイリネズミ、ヌマタヌキ、などと呼ばれていたのだとか。現在では西日本の各地で多く目撃されており、農作物などへの影響、被害も少なくなく、特定外来種のワースト100にも入る動物になるのだそうです。
なるほど。もともと、防寒用の毛皮を取るために輸入され、その後その価値が暴落すると、飼育を放棄され野に放たれてしまった、といった悲しい歴史がある動物になるのですね。
我々人間の都合で、良いものにされたり悪者にされたりするのは可愛そうだなと、ちょっと胸が痛くなりました。
またひとつ勉強になりました。