「ブッシュマン(Bushman)」とはどういう意味。いつから「コイサンマン(Khoisanman)」と呼ばれるようになったのか。

古い映画の話ですが、私、小学生だったかと思いますが映画館で見た記憶があります。

アフリカ上空を飛行している小型飛行機の窓からポイッとコーラの瓶を投げ捨て。たまたま原住民の前に空から落っこちてきたコーラの瓶。そこから始まる奇想天外な異文化交流ムービー、ですね。主演のニカウさん、懐かしいですね。

ブッシュマン・bushman

コチラ、ブッシュマン。

コイサンマン・Khoisanman

そして、コイサンマン、と。

でもコレ、なんで途中からタイトルが変わったのでしょうか?
また、ブッシュマン?コイサンマン?とはどういう意味になるのでしょうか?
早速調べてみました。

そもそもオランダ人調査隊チームが、サハラ砂漠に暮らす原住民達と初めて交流するようになり、彼らの呼び方で「藪(やぶ)で暮らす人」と呼び、その後英語で「ブッシュマン(Bushman)」と呼ばれるようになったのだとか。その後、「ブッシュマン(Bushman)」「藪(やぶ)で暮らす人」との言い方には、差別的なニュアンスが含まれるとの事で、タイトルを変更することになったのだとか。
サハラ砂漠に暮らすコイコイ人とサン人と言う民族をまとめて示す、コイサン人との名称から、「コイサンマン(Khoisanman)」とのタイトルになった模様です。

関連して調べてみると、主演のニカウさんは、2003年に薪を探しに行った先で病死してしまったとの事。なんでも結核を患っていたのだとか。推定59歳との事。

なるほど、そういった事で「ブッシュマン(Bushman)」から「コイサンマン(Khoisanman)」になったのですね。
長年モヤモヤしていた一件だったので、スッキリしました。
人生日々勉強ですね。

[link] : コイサン族 – Wikipedia