そもそも「うるち米」とはどんな米?また「うるち」とはどういう意味?漢字で「粳」と記述するとの事。

粳

先日、何の気なしに加工食品の成分表を見ていると、ちょっと気になる語句に目が止まりました。

「うるち米」

うるちまい。。。

なんとなく見た事のある語句になりますが、そもそもこの「うるち米」とは、どのようなお米になるのでしょうか?
そもそも「うるち」とは、どういった意味になるのでしょうか?

ちょっと気になったので早速調べてみました。

米

結論から言うと、うるち米 = 普通のお米、との意味になるとの事。もち米、と分けるために、うるち米、と言われる模様でした。この「うるち」とは漢字で「粳」と記述して、「糯(もち)」との対義語になるとの事。もち米とうるち米との違いは、その粘り気になると思いますが、その性質の違いは、米の主成分、でんぷんの質の違いにあるとの事。アミロース、と、アミロペクチン、との成分があり、冷めると固まる性質を持つ普通のお米は、前者のアミロースを含むお米の事になるとの事。対して、アミロースをほぼ含まない米 = 粘り気があるものを、もち米と言うのだそうです。
また、漢字一文字「粳(うるち)」で、= 普通の米、との意味にもなる模様でした。

なるほど。「米(こめ)」に、更に(さらに)の「更(こう)」、と書いて、うるち、とは、まったく知りませんでした。また、普通のお米、もち米の対義語、との事もこれまで知らず、改めて目から鱗な情報で御座いました。
またひとつ勉強になりました。人生毎日が勉強です。