ネットでとある本を探していると、ちょっと気になる漢字に目が止まりました。
「文庫本・単行本」
ぶんこぼん、と、たんこうぼん、ですよね。
ハードカバーのしっかりした本と、コンパクトサイズで割安な本の事かと思いますが、これってどっちがどっちだったでしょうか?
ハードカバーが文庫本?単行本??その逆??
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
まず、文庫本(ぶんこぼん)。こちらが小さなサイズで低価格な本になるとの事。出版社によって若干の差があるものの、A6サイズで105mm x 148mm が基本になっているのだとか。こちらは出版してからある程度の期間が過ぎた作品を廉価版、安価版、として再出版されるタイプの書籍になるとの事。
対して、単行本(たんこうぼん)は、ハードカバーのしっかりとした作りの書籍の事で、特に決まったサイズはないものの、B6サイズで、128mm x 182mm が基本になるとの事。
また調べているうちに、新書(しんしょ)なる書籍も目にしたので関連して調べてみると、こちらは新書版(しんしょばん)といわれる一般的なサイズがあり、出版社により若干の違いはあるものの、173mm x 105mm のサイズを基本にしているとの事。また新書とは、内容が物語などのフィクションではなく、学術やコラムなどのノンフィクションになるものが多いとの事。
なるほど!単発で出るのが「単行本(たんこうぼん)」で、人気があって安価で再発売、文庫化されるのが「文庫本(ぼんこぼん)」になるのですね。
またひとつ勉強になりました。