先日、某飲食店にて、店員さんとの会話でちょっと気になるカタカナ英語を耳にしました。
「ガムシロップはお使いですか?」
いいえ、使いません。。ガム、シロップ。。
がむ。。???
この「ガムシロップ」の「ガム」とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。
「ガムシロップ」の「ガム」とはアルファベットで「Gum」と記述して、アラビアゴムノキ(Gum arabic)と呼ばれる植物を意味する語句になるのだそうです。水と砂糖で煮詰めただけだと砂糖が結晶化してしまうので、それを防ぐためにアラビアガムの粘着性を利用し、一緒に煮付めて作られたものが「ガムシロップ(Gum syrup)」と呼ばれているのだとか。
ちなみにこの「ガムシロップ(Gum syrup)」は和製英語になり、ネイティブの方には通じないとの事。さらに「syrup(シロップ)」とは、アラビア語で、飲み物、との意味の語句に由来している英語で、蜜、糖蜜、甘いいわゆるシロップ、との意味になるのだそうです。
なるほど。アラビアゴムノキ、との植物の名称だったのですね。
またひとつ勉強になりました。