ネットをウロウロしていると、ちょっと気になるカタカナ英語に目が止まりました。
「人気のトラバーチンを…」
「トラバーチン」。。
まったく意味が分かりません。早速調べてみました。
「トラバーチン」とは英語で「Travertine」と記述して、温泉や鉱泉に含まれる石灰質が固まって出来た岩、との意味になるらしいです。この成分で自然に作られた造形を「石灰華段(せっかいかだん)」と言うとの事。
そもそも石灰とは、生石灰、と言われる「酸化カルシウム(CaO)」。消石灰、と言われる「水酸化カルシウム(Ca(OH)2)」。炭酸カルシウム(CaCO3)や、カルシウム(Ca)の総称との事。つまり、カルシウムなんですね。
古代より、建材として利用されていて、ローマ帝国時代のコロッセオはまさにトラバーチンで作られており、他にもヨーロッパ各国の寺院等の建造物で多く使われているとの事。
なるほど。はじめ「石灰華段(せっかいかだん)」を建材にしてしまうの!?とビックリしましたが、そうではなく、古くて硬化したものを採掘して使っていたのだとか。
岩の模様の建材だったのですね。またひとつ勉強になりました。
[link] : トラバーチン – Wikipedia