某アパレルサイトをウロウロしていると、またひとつ意味のハッキリしないカタカナ英語が目に止まりました。
「セルビッチデニムジーンズ」
「セルビッチ」。。
本来、雌犬(メスイヌ)を意味して、尻軽女、アバズレ、嫌な女、との意味の「Bitch(ビッチ)」を思い出しましたが、何か関係があるのでしょうか?
早速調べてみました。
「セルビッチ」とは英語で「selvedge」または「Selvage」と記述して、生地の耳、織物の端、との意味になるとの事。通称「赤ミミ」と言われる事もあり、こちらはリーバイスがデニム生地の端を赤い糸を使った事に由来しているとの事。本来はこの生地の端の事を言う名称だったものが、現在では旧式の織機で織られたデニム生地の事を、セルビッチ、セルビッチデニム、と呼ばれるようになったのだとか。
新式の織機では150cm幅で織れるのに対し、約半分の80cm幅になり、さらに手間もかかるとの事。原価が高くなるので、一般的なデニムに比べ製品も高価になるものの、使い込む程に独特な色落ちや風合いが出るという事で、人気があるとの事。
なるほど、旧式の製法で作られたデニム生地、という事だった模様ですね。
またひとつ勉強になりました。