ラーメンの丼などにある「喜喜(囍)」のマークってどういう意味?双喜紋(そうきもん)と呼ばれるデザインになるとの事。

双喜紋

先日、中華料理屋さんでラーメンを食していると、毎度おなじみのあのデザインがちょっと気になりました。

漢字の「吉」と「古」が一体になったようなマークがふたつなんですね。
これっていったいどういう意味になるのでしょうか?早速調べてみました。

こちらのマークは「双喜紋(そうきもん)」と呼ばれるマークで、「吉」と「古」ではなく、「喜」を二つ並べて「囍」としているものを基本にデザインしたマークになるとの事。喜びが連続する大変に縁起が良いマークで、本場の中華圏では、春節や結婚式などのおめでたい席で使われる特別なマークになるとの事で、日本の中華料理店で使われる器のように、そもそも食器に入れるものではないのだそうです。ちなみに英語では「Double Happiness(ダブル・ハピネス)」と言われるとの事。

なるほど!やはり初めに思ったとおり、漢字の「喜」の文字を基にしたイメージだったのですね。ちなみに、こちらもお馴染みのぐるぐると渦巻いているマークは「雷紋 / 雷文(らいもん)」と言われるマークで、神として崇められていた神聖な雷を見立てたもので、魔よけ的な意味があるのだそうです。
またひとつふたつ勉強になりました。

[link] : 双喜紋 【中国文化】